そば皿
そば徳利
その他
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綺麗な大きさ 好きな言葉は「大は小を兼ねる」。 という程ではありませんが僕は体が大きいからか、小振りな物より少し大きなサイズの物を好む傾向があります。 初めて東屋のそば猪口をみた時の印象は僕には少し小さいかな?でした。 でも、これは、このそば猪口は、このサイズでいいのだ。 使ってすぐにそうわかりました。 僕が小さく感じることもなく気持ちよく使えているのですからほとんどの方が小さく感じる事なく気持ちよく使って頂けるに違いありません。 そば猪口として使っての感想ですが大きすぎず、小さすぎず。 非常に丁度良いサイズ。 丁度良いといいますかそば猪口として綺麗な大きさです。 用途を広げるために大きくするとそば猪口とししては少し雰囲気が変わります。 そば猪口だったら、このサイズが良いです。 僕はそう思います。 瓔珞 手書き、印判、蛇の目高台 高台は古いそば猪口によくみられる蛇の目高台。 絵付けは全て手仕事です。 輪線の透明感のある太く綺麗な藍のラインは手書きで、他の柄は印判で絵付けされてます。 量産しているといっても、均質で均一な物を何千何万と作り出す現在の量産とは異なり手仕事が占める割合が高いので作ることができる数量の桁が1つ2つ違います。 手で絵付けしたそれぞれの模様には小さな個別の味わいがあり使い捨て感覚を正してくれる、ちょっとした力を感じます。 そして手仕事だからと、特別高価にするのではなく誰もが普通に使っていた物だからこそ今でも誰もが手軽に手にする事ができるそんな価格を多くの方の努力で実現させています。 そこが凄い。 この値段は買いやすいです。 作る手法・姿勢もよく、質もよく生活の中にある物の価値も高い。 でも価格はお手頃である。 今、このバランスで物を作るのは非常に難しい。 だから、染付そば猪口は希少な名日用品であるのは間違いないのです。 拍手です。 僕が大分前に読んだ本に確かこんな事が書いてありました。 「白と藍の美しい染付の器人の顔がそれぞれ異なるように一つとして同じものはないのです。 」今作られている食器にこの言葉を添える事ができる器ってどれほどあるんだろう?もちろん東屋の染付そば猪口はその流れにある器です。 鳥と木 実は小鉢としての方がよく使ってる、という事実。 ちょっとつまみたいものを入れテーブルに出す。 実は断トツでこの使い方が多い。 いわゆる小鉢ですね。 とり皿、とり鉢でもいいんだけどもずくみたいな酢の物とか、塩辛とか水気があるものはそば猪口がチリバツ。 大皿や鍋を皆でつつくような食事の時、向付はそれぞれに用意してあると丁寧なもてなし感がアップして席に着いたとき気持ちいいから小鉢はけっこう外せないアイテムだったりする。 小振りなサイズも上品で、テーブルに並んだバランスも気に入ってます。 食事以外でも湯呑みのようにお茶を飲む事もあるしぐい飲みとして、日本酒を飲むのにも使う。 キッチンでも合わせ調味料を作っておいたり余ったたれやソースの類を入れておいたり。 つまりは、日々なんやかやで使ってるという事です。 猪口という食器自体、「雑器」と呼ばれ、料理や酒器などいろんな用途に使われていたのが元だったと聞きます。 それを意識する訳でもなく、自然と自身もそう使っているのだから日々の生活に沿って生まれた器なのだなあと実感を持ってそう思うのです。 スペック 材質 磁器(天草陶石)、呉須、石灰釉 寸法 約φ77×H58mm / 110g / 140ml(満水) 生産 Made in Japan 備考 電子レンジ ○ / 食器洗浄器 ○ 購入前に確認ください ・ 輪線以外の絵柄は印判という手作業による手法で染付しています。 色の濃淡、柄の抜け、滲み、切れ等の個性があります。 印判について ・ 輪線柄のみ手書きとなります。 色の濃淡や柄に個体差が見られます。 ・ 小さな黒点やピンホール、多少のがたつきは良品としています。
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