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繁内理恵/〔著〕本詳しい納期他、ご注文時はご利用案内・返品のページをご確認ください出版社名みすず書房出版年月2021年12月サイズ265P 20cmISBNコード9784622090663文芸 文芸評論 文芸評論その他戦争と児童文学センソウ ト ジドウ ブンガクフィクションだからこそ、伝えられる真実がある。 公立図書館に勤務しながら、児童文学書評ブログで1600本を超える評を書いてきた著者が10の物語から掬いとった真実が、大人である私たちの目を開かせる。 ヒロシマの記憶、内戦と子ども、民族と戦争。 顔の見えない戦争、普通の家庭にやってきた戦争。 基地のある日常。 戦争責任と子ども。 そして、あの日の記憶を受け継ぐこと。 戦争を知らない世代の作家も、日系人作家もいる。 しかし、どの作品にも共通するのは、次の世代へ、国境を越え世界に向かって小さな記憶を運んでゆく大きな力—10の評論。 小さきものへのまなざし 小さきものからのまなざし—越えてゆく小さな記憶 朽木祥『彼岸花はきつねのかんざし』『八月の光 失われた声に耳をすませて』|命に線を引かない、あたたかな混沌の場所—クラップヘクのヒューマニズムの懐に抱かれて エルス・ペルフロム『第八森の子どもたち』|空爆と暴力と少年たち—顔の見えない戦争のはじまり ロバート・ウェストール『“機関銃要塞”の少年たち』|普通の家庭にやってきた戦争—究極の共感のかたち、共苦compassionを生きた弟 ロバート・ウェストール『弟の戦争』|基地の町に生きる少女たち—沈黙の圧力を解除する物語の力 岩瀬成子『ピース・ヴィレッジ』|国家と民族のはざまで生きる人々—狂気のジャングルを生き延びる少年が見た星 シンシア・カドハタ『象使いティンの戦争』|転がり落ちていくオレンジと希望—憎しみの中を走り抜ける少女 エリザベス・レアード『戦場のオレンジ』|核戦争を止めた火喰い男と少年の物語—愛と怒りの炎を受け継いで デイヴィッド・アーモンド『火を喰う者たち』|歴史の暗闇に眠る魂への旅—戦争責任と子ども 三木卓『ほろびた国の旅』|忘却と無関心の黙示録—壮絶な最期が語るもの グードルン・パウゼヴァング『片手の郵便配達人』 ※ページ内の情報は告知なく変更になることがあります。 あらかじめご了承ください登録日2021/12/13
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