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商品説明

生産・供給・消費野間　万里子吉川弘文館キンダイニホンギュウニクショクシノマ　マリコ発行年月：2024年02月28日予約締切日：2023年12月08日ページ数：184p サイズ：単行本 ISBN：9784642039321 野間万里子（ノママリコ） 1979年、石川県に生まれる。
現在、大阪樟蔭女子大学学芸学部准教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）序章　課題と視角／第1章　新政府による牧畜・肉食奨励策／第2章　煮込、牛鍋、西洋料理ー文明開化期における牛肉消費の三態と受容の論理／第3章　日露戦争を契機とする牛肉供給の多様化／第4章　内地における高級肉生産の動きー滋賀県における牛肥育／第5章　戦間期における牛肉供給の多様化ー山東牛と朝鮮牛を中心に／終章　生産・供給からみえる牛肉食の複層性近代以降に欧米文化の受容と共に拡大した日本の牛肉食。
政府の主導と「開化」イメージの流行を軸に語られてきたその実態を、農耕用の役牛を中心とした既存の生産体制、前近代からの肉食文化、戦争を画期とする需要変化など、帝国圏全体の多元的な背景に光を当てて追究。
生産・供給との相互関連という画期的視点から、牛肉消費の展開を解明する。
本人文・思想・社会歴史日本史

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